普賢菩薩
平安時代に法華経の信仰が盛んになり、法華経の護持者としての普賢菩薩像が多く造られた。
法華経は、また、女人往生を説くということから女人信仰が普賢菩薩に向けられた。
像容は白象に乗る姿で示され、釈迦如来の脇侍にして造られた像が多い。像はすべて二臂である。
なお、近世絵画に遊女などを普賢にみたてのがある。