愛染明王(あいぜん)

 

梵名を、らがーじゃといい、羅我(らが)とは赤色・愛情・情欲の意味で、愛欲、貧染をそのまま浄菩提心にせしめる明王で、煩悩即菩提の本尊とされる。

像は、赤い日輪を背にし、三目六臂の忿怒相である。獅子冠を戴いた真紅の像で、六臂には蓮華、五鈷、弓箭(きゅうせん)、宝鈴を持ち、赤蓮華台に結跏趺座する。蓮華台の下には宝瓶がある。

悪心降伏の祈願に修される。