今井町 散策ガイド

音村家

 中町筋南西方向より。
  屋根は切妻造、本瓦平入、正面のみつし二階となっており、屋根は低い。
  むしこ窓は飾窓の要素が強い。
  今西家、豊田家に次いで古く、17世紀後半に造られた。
  








玄関









「みせのま」外より







「みせおく」外より。








「しもみせ」外より





1  前栽を通り、「ざしき」に通じる。主屋の「ぶつま」にあたる部屋を「げんかん」と呼称している。


2 「だいどころ」から「おうえ(なかのま)」



3 「つのざしき」



8台所




4 正面玄関が突き当たりにある。



18 「げんかん(ぶつま)」を広くとり、「だいどころ」が狭い。
そのためにどま側に半間広げている。



5 「どま」を出ると、左に「つのざしき」が位置する。



6 かまど



7 「どま」から「だいどころ」、その左に「おうえ(なかのま)」が見える。



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9 「おうえ(なかのま)」より「だいどころ」を見る。




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12 「しもみせ」二階の北側に「ものいれ」がある。



13 「おうえ」から左に「みせ」を見る。  「おうえ(なかのま)」正面。奥が「なんど」となる。「なんど」の戸は閉まった状態。  「おうえ」から半間狭くなった「だいどころ」、その奥が「げんかん」となっている。



 14「みせのま」であるが、真中の柱の左右にある揚げ戸は、夜になると降ろされ、戸締りをすることになる。
 日中は、真中の柱を取り外すこともある。
 「みせ」は一段低くなっている。
 揚げ戸が上に格納された状態。



 15夜はこのように閉められた状態にできるが、左右二つの揚げ戸は、上に揚げることができる。  右側の揚げ戸は上に格納されているが、左の揚げ戸も上に揚げて、真ん中の柱を取り外すことが出来る。




左が音村家の煙出し屋根、主屋屋根にたいして90°の位置にある。
右の屋根と対象的である。
今井町では、音村家の他、今西家、豊田家等古い家に見られる。





























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