国立京都国際会館地図

 京都洛北の地、比叡山のふもとにたたずむ京都国際会館は、四季折々の自然美に包ま

れた高水準の会議専用コンプレックスです。

156,000u(甲子園球場の約4倍)という広大な敷地には本館、アネックスホール、イベン

トホール、日本庭園のほか、駐車スペースを持ち、世界に誇る日本初の国際会議場として

歴史に残る貴重な瞬間を刻んできました。 

 目の前にひろい池(宝が池)があり、比叡山も眺望できる風光明媚な場所に会議場はたっている。
 外観は、合掌づくりのような建築になっている。

正面玄関・受付
 正面玄関から廊下へ進むと吹
き抜けの空間が広がり、いっき

に心地よい開放感に包まれ、声の響き方も変わります。天井か

らの自然光と、国内外で活躍する照明デザイナー・石井幹子さ

んによる竹をイメージした京都らしい照明スタンドが、会議

に参加される方々の緊張感をさりげなくやわらげています。 

Main Hall

 国内唯一の国連方式国際会議場。4階まで吹き抜けの高い天井は当館

の特徴の一つです。1階には机付きの代表席と後席に随行員席が並び、一

度に約2,000人が収容できる規模を持ちます。天井の銀天板は"大空の下

で人は集い、話し合う"をコンセプトに雲と星と空のイメージで設置。

1997年の京都議定書が採択されたCOP3京都会議の議場として、全世界

より注目された場となりました。 

VIP Room

 各国の要人が集うVIP Roomで宝が池や庭園の景色に安らげる

部屋です。天井は貴賓室にふさわしく桐を全面に用いた贅沢な造

りになっています。あくまでも“主賓はお客様”というデザインコン

セプトにより驚くほどシンプル。 


庭園

 四季折々の自然美、回廊を巡らせた幸が池、檜皮葺きの茶室など

自然と文化、人が集い交われる庭園です。会議やイベントの参加

者が散策を楽しんだり、パーティーやレセプションでは、最大

3,000人が集える空間となっています。

Room A

 政府間、国際機関会議に利用される会議場で、馬蹄形やシア

ター形式など多様な座席配置が可能。収容座席は最大約550

席で上階の傍聴席は222席あります。この馬蹄形の会議場議

席をイメージしたものが京都国際会館のシンボルマークに

なっています。