第17番 甲山 神呪寺
主な年中行事 | 1月1日〜3日新年祈祷会 3月春分の日春彼岸会 5月18日如意輪融通観音大祭(秘仏融通尊の開帳あり) 9月秋分の日秋彼岸会 毎月21日大師縁日例祭 |
回忌本尊十八仏 | 金剛薩タ 三十七回忌 |
開山 | 如意尼公 |
開創年 | 天長8年(831) |
御詠歌 | 来て見れば 姿も花の かぶとやま 寺もわが身も うす雲のなか |
電話 | 0798-72-1172 |
住所 | 〒662-0001 兵庫県西宮市甲山町25-1 |
宝物(文化財) | 如意輪観音坐像(重文) 聖観音立像(重文) 弘法大師坐像(重文) 不動明王坐像(重文) |
縁起 | 天長8年(831)10月18日、弘法大師を導師に迎え、本堂が落慶した。同日、淳和天皇のお妃であられた真井御前は当地での満3年の修行を経て弘法大師より剃髪をうけられ、如意尼という僧名を授かった。数年後、当地に天皇が行幸され、如意尼と相見えられたと伝える。 その後、寺は栄枯盛衰をくりかえし、鎌倉時代初期の源頼朝の再興後も戦国時代に兵火に遭い、現在の本堂は江戸時代の建立。寺領は淳和天皇より150町歩のご寄進をうけ、当初250町歩でしたが、現境内は20町歩、4月の桜、5月の新緑は殊のほか鮮やかです。 神呪寺とは甲山を神の山と信仰したところから、この寺を神の寺と名づけた。神呪とは般若心経にある神呪(しんしゅ)で、真言という意味。 |