その他2

歌 柿本人麻呂
  巻4−501
筆 元暦校本より
地図
未通女等が
袖布留山の
瑞垣の
久しき時ゆ
思ひきわれは
おとめらが
そでふるやまの
みづがきの
ひさしくときゆ
おもひきわれは 
少女が袖振るという布振るという布留の山の神垣がずいぶん年を経ているように、
あなたを長い間、恋慕っていましたよ、わたしは。