バムッカレ・ヒエラポリス地図

温泉石灰棚
 パムッカレとは綿の城の意。
 山の上から湧いている天然温水が下の平原に流れ込む間に冷却され、含んでいる炭酸カルシウムを残し、
水の流れのような形をしている石灰の台地が作られた。
 そばには、ヘレニズム時代からできているヒエラポリスの町跡がのこっている。
石灰棚、ヒエラポリスの入り口付近 古代都市ヒエラポリス
 ヒエラポリス 医療、宗教、芸術の中心として栄えた石灰棚の上の古代遺跡。
紀元前2世紀ごろ、ベルガマ王国のエウメネス2世が支配するようになってからヒエラポリスとよばれている。
 良質の温泉に治療効果あると信じる人達が集まり、都市が建設されたと考えられている。
ローマ時代(1世紀)、地震で町が崩壊されたことがあったが、皇帝ネロの時代から急速に再建され、2〜3世紀に入ると
人口10万人を超えるローマ地方都市となった。ビザンチン時代も繁栄を続けた。