マラ石地図 ・フグリ山

 
マラ石   フグリ山
 明日香村にある謎の石造物の一つ。
男性器を模したもので、本来は真っすぐに立っていたともいわれる。
地元では、飛鳥川をはさんだ対岸の東西に走る丘陵を、フグリ山(陰嚢=ふくらみがあって
垂れているもの、きんたま、いんのう)地元ではフングリ山と呼び、
 マラ石(魔羅・摩羅=もと僧の隠語、陰茎)と一対のものと考える説もある。 
 飛鳥川をはさんだ西の対岸にある丘陵を「フグリ山」とよばれている。
 子孫繁栄や農耕信仰に関係した遺物と考えることもできる。  
 男根石の一種で、旧街道の祝戸から坂田にに至る里道にある。高さ1m。 

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