西安寺跡・舟戸神社
地図
西安寺跡から、約１３ｍ四方の塔基壇が見つかった。
塔は７００年前後（飛鳥時代終わりから奈良時代初めごろ）の創建。
基壇の規模は法隆寺五重塔とほぼ同じ。
礎石２基や心礎抜き取り穴なども確認されている。
西安寺跡は、現在の舟戸神社境内にある。
寺は７世紀前半の創建とみられ、室町時代まで存在していたとされる。
最長約１．４５ｍ楕円状の花崗岩の疎石が２基見つかった。心礎抜き取り穴や礎石抜き取り穴４基も検出されたことから、かって塔が存在していたを確認された。