野見宿禰神社地図

 
 野見宿禰神社には、大相撲の黄金時代を築いた有名力士たちがたくさん参拝している。横綱、千代の山、吉葉山、若乃花、栃錦、大鵬、柏戸
佐田山など地方巡業で龍野を訪れた力士たちが角道隆盛を祈願している。 
 神社には、明治から大正にかけて日本の相撲ファンをわかせた、84名の力士や 行司が寄進した玉垣がある。
 朝廷に仕えていた野見宿祢が出雲国に帰る途中、日下部里と呼ばれていたこの地で病気になって亡くなった。報せををうけた出雲人達
が沢山やってきて、川原の石を手渡しで運び上げ、墓を作り、その墓を出雲の墓屋と呼んだ。石を運ぶ沢山の人たちが、「野に立つ」姿から
人々は「立野」と呼ぶようになり、後に「立野」から「龍野」に改められたといわれている。