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弁財天神社 地図

     
  島の人は、弁天さんと呼び、海の守り神であり、戦の神として、信仰されている。
 祭神の神像は、極めて美しいお姿であり、相模の北条氏と同じ魚鱗紋を使用している。
 沼島の弁天さんは、神仏混合であるため、琵琶を持っていないのが特徴です。
 境内に立つ黒松の大木が、以前は、沼島全体を覆っており、魚つき林の役割を果たしていた。
また、境内の周囲は、沼島の岩石を使用して石垣が出来ており、この場所にて主な沼島の
岩石をほぼ知ることが出来る。 
 

















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南あわじ
市役所出所 地図

 


























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伊藤園 地図

   
沼島庭園
 沼島庭園は、室町時代に戦乱が続く都を離れ、沼島へ逃れてきた足利10代将軍足利義稙が
作庭したと伝えられている池泉観賞式庭園である。池の中にある2つの島は鶴島、亀島を表現している。
王の森を背景に、黒色片岩や緑色片岩を用いて力強い石組みが施されているこの庭は、
立体感に溢れ、山口県にある室町時代の画家雪舟の庭とよく似ている。
 義稙は有力な守護大名である細川氏とトラブルを起こし、京都を脱して、14年間も山口市で生活していた。
のち、徳島県・鳴門で亡くなるが、この時、沼島に滞在した可能性がある。
 
   
 八角井戸
沼島では、井戸のことを川(かわ)と呼びます。
 この川は、王川と呼び島人たちの生活用水として、今でも大事に使用されている。
沼島は、地下水が豊富で、数多くの井戸が掘られていた。
 この八角井戸は大変珍しいもので、後醍醐天皇の皇太子のお妃が、沼島に漂着した
ときに使われた井戸がこの井戸だといわれている。
以来この井戸は、王川と呼ばれている。沼島の伝説にも出てくる有名な井戸である。