ローマン・ハーバー城壁地図

 旧市街を取り囲む城壁。
西側と南側の壁は12〜13世紀に再建されたが、北側と東側はローマ時代のもの。
 チェスターの始まりは、西暦79年頃、当時ブリテン島を侵略していたローマ軍が、
ウェールズ部族の攻撃に備えてディー川のほとりに基地を築き定住したことによる。
 ローマの軍団は海から川をさかのぼって船で入って来られる所に位置していた、
ローマ軍が物資補給のために水運を重視していた。
 ディー川は、今では土砂で埋もれて浅くなっているが、古代にはローマ軍船や
輸送船が遡航してきて、城壁のすぐ西にあった港に入った。
 現在では競馬場の下に埋もれている。
 その後11世紀にウイリアム征服王が街を支配し、チェスター城が築かれ、中世には
北イングランドで最も重要な港町として発展した。
 東西南北に4つの門がある。
 城壁には、1897年に設置された時計台のあるイーストゲートから登れる。
 イーストゲートの時計。
チェスターの街散策⇒⇒⇒
昼食 フイッシュ&チップス⇒⇒⇒
チェスター大聖堂⇒⇒⇒