藤木社地図

祭神
 瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)
 
 藤木社は、明神川の守護神として信仰されてきた。
 賀茂別雷神社(上賀茂神社)の末社で、5月15日の賀茂祭(葵祭)には南大路町の氏子により神輿渡御が行われる。
 社殿御後の楠は樹齢推定500年で、この地のシンボルとして崇められてきた。
 明神川は加茂川を源とし、上賀茂神社の境内を経て、社家を流れ生活用地水となり、後は田畑を潤す生命の川として永く大切に守られてきた。
 この付近は中世の頃から上賀茂神社の神官の社家町として町並みが形成されてきたところで、昭和63年に国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受け、町並みの保存に努めている。
     
上賀茂神社境内から流れ、社家の生活用水となり後は田畑を潤す。