鹿苑(ろくえん)地図

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鹿よせの餌
 観光客にせんべいをねだる時におじぎをし、鼻をおしつけ、鳴いてくる。
鹿の声は13種類あるという。縄張りを主張する鳴声は1kmほど先まで届く。
 鹿苑は公園内にある保護施設。
出産後の母鹿は子を守るために人も襲う。そのために妊娠した鹿を捕獲して、
鹿苑で夏まで過ごさせる。人間と鹿の共生をはかる。
 秋になると、角も硬く先が尖ってくる。
江戸時代初期(1671)から奈良奉行の命で始まったといわれる鹿の角きりも、
秋(10月中旬)にこの場所で行われる。
 黒法被(はっぴ)の勢子(せこ)が雄鹿の角に縄をかけて捕え、6人がかりで押さえ込む。
烏帽子(えぼし)、直垂姿(ひたたれ)神官がのこぎりで角を落とす。
 切った角は三方にのせて神前に供えられる。
 春になると、角は自然に頭から落ちてしまうが、その間に人に怪我をさせることも
あるので、事前に切り落とし、人間との共生がはかられている。
 春新しく生えてくる角には袋がかぶっていて、鹿も袋がある間は、この袋に
神経が通っているので、角による攻撃はしてこない。
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