御井神社地図
安産祈願の参拝客が多く訪れる。 近くに「歴史の古い井戸が「三つ点在し、日本最古の井戸として紹介される。 当社が安産・水神の祖とされる理由は、オオクニヌシはヤカミヒメという心も容姿も美しい女神を愛し、やがて彼女は身ごもった。 臨月になると彼女はオオクニヌシに会いに行く。けれども正妻のスセリヒメの立場を慮って、会わずに引き返した。その途中で産気づき、 やがて玉のような御子が生まれた。そこで三つの井戸を(生井・いくい、福井・ふくい、綱長井・つばがい)を順次掘って、御子を産湯させてから木の俣 に預け、因幡へ帰った。 これにより御子をキノマタノ神(木俣神)というようになり、安産と水の守護神として信仰されている。 御井神社やミイノカミの御井は、井戸・泉の美称である御井からきている。 この御井神社の境外摂社の実巽神社(じっそん)に、キノマタノ神の母神、ヤカミヒメが祭られている。 |