大雲院地図

祇園祭りの鉾を模した形。
 大雲院は、織田信長と信忠父子の菩提を弔うために天正15年(1587)に建立され、その後、昭和48年(1973)に現在地に移転した。通常は非公開。本堂に西側、祇園祭の鉾を模した形が目をひく建物は、財閥の大倉喜八郎が自身の京都別邸「真葛荘」に、建てたものである。祇園園は鉄筋コンクリート造りの三層建で、最上階からは京都市内を見渡すことができる。
 初層には阿弥陀像が安置されている。