與喜天満神⇒⇒⇒

 祭神は菅原道真。長谷寺の地主神、初瀬町内八ケ大字の氏神である。この地に鎮座したのは平安時代(969)で、天満神社としては日本最古である。
 現在の社殿は江戸時代(1818)に長谷寺によって再建された。
 長谷寺と門前町の守り神として長く信仰されている。
観音菩薩の霊場、長谷寺がある初瀬(はつせ)には、地主神の滝蔵権現(たきくら)がいた。そこえ菅原道真がが現れ、「左遷された大宰府で悪い心を起こして人を傷つけた。この山で観音に祈って救われたい」と話すと、権現は道真に山を譲った。