第12番 大悲山願成就寺 慈眼院
多宝塔(国宝) |
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3間2層、全高10メートル余我が国最小の塔として知られ、その優美、典雅の趣は他に比類がない。 源頼朝が建てた大津市石山寺の多宝塔と、北条政子が建立した高野山金剛三昧院の多宝塔と共に、日本三名塔と称される。 |
金堂(重文) | ||
文永8年(1271)に再興された。平面方3間、屋根・単層本瓦葺小堂ながら鎌倉期の端正さをよく現している。毘沙門堂、一願薬師堂ともいう。 |
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鐘楼 | 大師像 |
苔むした境内 | もくげん じ 【木?▼子】実から数珠が出来る | 夏椿 |
日根神社 | |
慈眼院に隣接する日根神社は、かって大井堰大明神と呼ばれる「延喜式」にも載せられている 古社である。 五世紀初頭、この地で活躍した豪族・日根野造の祖先・新羅国の億斯富使主(おしふのおみ) を大井堰大明神として祭祀していた。 慈眼院は、大井堰大明神の別当神宮寺として、明治初年までこれを主管していた。 |