アヤソフィア博物館地図

 4本のミナレット(尖塔・せんとう)がそびえる
アヤソフィアは、かってのキリスト教会がオスマン帝国時代
にモスクに改造された。現在は博物館となっている。
巨大なドームは、地上55m、直径31mある。
 このようにして360°回転することができると幸せがやって
くると言われている。
 金色のアラビア文字で預言者の名がかかれた円盤と
ビザンチン文化のモザイク画聖母子(アヤ・ソフィア)の
二つの宗教が並ぶ。
 聖ソフィア大聖堂は、現在アヤソフィア博物館と呼ばれている。
コンスタンチヌス大帝によって建てられ、6世紀にユスチニアヌス帝
によって再建された。 
 マルマラ海に突き出した旧市街の先端部は「スルタン・アフメット
地区」と呼ばれている。
聖ソフィア大聖堂は、ブルーモスクトプカプ宮殿との間、真ん中
にある。
 この建物はイスタンブールに残るビザンチン建物の代表であり、
なおかつヨーロッパ建築史上で最も重要な建物の一つ
にたっている。
 1453年メフメット2世がコンスタチノーブルを征服すると、
イスラム教のモスクに変わる。
 コンスタンチノーブル陥落のとき、ビザンチンの市民たちはこの
聖堂にたてこもったが、分厚い壁と頑丈な扉を打ち砕き、
オスマン軍は入ってきた。
千年の繁栄したビザンチン都市が終焉した瞬間であった。
こうしてビザンチン帝国がオスマン帝国に屈し、
15世紀まではギリシャ正教の大聖堂だったキリスト教の
聖母子のモザイク画の絵もしっくいで隠し、モスクに改めた。 
 メフメット2世はキリスト教徒を迫害することもなく、
イスラム教への改宗も強制しなかった。
彼に続くスルタンたちも同じであった。
 博物館の前の広場で売られているパンと栗、
栗はきれいに並べられている。a
 アヤソフィア、モスクに⇒⇒⇒