綿弓塚(わたゆみづか)地図

 松尾芭蕉の「野ざらし紀行」
の中に詠まれた句を配した
綿弓塚。
 芭蕉の没後100年余りたって
建てられた記念碑。
 造り酒屋だった古い屋敷を改装した無人休息所であり、句集や綿弓の復元品も置いてある。

 街道をゆく 司馬遼太郎の竹内⇒⇒⇒
竹之内街道⇒⇒⇒
 1684年(貞亭元年) 9月に竹内村を訪れた松尾芭蕉は、「綿弓や 琵琶 に慰む 竹の奥」という句を詠みました。芭蕉没後百余年の
1809年(文
化6年)に、これを記念するためその句を刻んだ綿弓塚の碑が竹内街道に建てられました。
 

 有名な歌は、1684年に詠んだ「綿弓や琵琶に慰む竹の奥」で、
綿弓とは綿花から不純物を取り除くための弓形の道具のこと。
どこからともなく聞こえてくるビュンビュンという綿弓の音は,
まるで琵琶の音色のようで旅の疲れがが癒される。