定林寺跡(じょうりんじ・ていりんじ)地図

 定林寺跡のある丘
 「聖徳太子建立46ケ寺の一つとして伝えられ、
寺跡より飛鳥時代の瓦片などが出土する。
寺域は狭く発掘調査によって塔跡・礎石などの遺構が確認
されている。
塔心礎から塑像の菩薩像の首などがみつかった。」
 高市郡明日香村大字立部
春日神社 定林寺 参道
 定林寺は立部寺と呼ばれ、建部寺、常林寺ともきされることもある。
その寺跡は、氏神社の境内となっているが、明らかに飛鳥時代の寺院跡である。
この神社に拝殿があって(立部寺跡である春日神社の拝殿)、その裏側に一基の石が立っている。
石造物について、「乳母石」と呼ばれている。(明らかに彫刻、加工した痕跡がみられる)
伝承として、聖徳太子御三歳までの御遊び道具であったといい、また駒繁石といって、
聖徳太子の駒(馬)を繋ぎたもうたといっている。
立部寺は太子が過去、現在、未来の3世の天皇のために建立された7寺のうちにあげられ、
また太子建立46カ寺の一寺にあげらているからこの石造物を、聖徳太子信仰と結びつけて「乳母石」
といった名称がうまれたとかんがえられる。