全長140 mの前方後円墳。 屋敷山の名前は、江戸時代の初めに桑山氏の隋屋が築かれた ことに由来しています。 石室の天井石の一部と石棺の蓋石 短側石から、ここには竪穴式 石室長形石棺か安置?されていたことがわかります。古墳の形つ王 者の棺といわれる長持形石棺から?5世紀中頃につくられたものと推 定されます。. 写真は葛城市歴史博物館 |
史跡屋敷山古墳出土 長持形石棺材 史跡屋敷山古填から出土しIた長持形石棺の蓋石と小口板 (短側板 ) である。長持形石棺は古墳時代中期の大型古墳に:られるもので、底 石と側石を組合せた箱形の棺身に蒲鉾形の蓋よともなうもので、全休 の形が長持に似ているのでこの名がある。この付近では御所市室の 史跡宮山古墳からも発見されている。なお、この石棺材は兵庫県高 砂市竜山産の竜山石 (流紋岩質溶結凝灰岩 )と考えられている。 |
屋敷山古墳出土の竪穴式石室天井石 屋敷山古墳の被葬者を長持形石棺に納め安置した 竪穴式石室の天井石。 長さ3.4m、幅1.2m、厚さ30cm。 |