金戒光明寺地図

 
御影堂(大殿) 

紫雲山くろ谷金戒光明寺は法然上人ゆかりの地

內障正面には法然上人七十五歳三昧発得のお姿

お祀りしています。以前の御影堂は昭和九年に火災
にて全焼。すぐに再建に取り掛かり
京都大学名誉
教授天沼俊一博士の設計にてお堂
の中が明るく、
音が響くように木の一本一本についても吟味され、
昭和十九年に落慶致しました。
昭和の時代の代表的な木造建築と言われています。 

 
 山門
 この山門は江戸幕府の命により文政十一年(一八二八)再建にとりかかり萬

延元年(一八六〇) 十一月に落慶されたものである。古くは当寺九世定玄上人

の時代(一三九八~一四一五)應永年中に建立されたが應仁の乱にて兵火に罹

り燒失,約三百五十年後に再建された。山門楼内壇上正面には等身座像の釈

迦三尊(釈迦,・文殊・音賢)と十六羅漢の像が安置されている。山門楼上の勃額
「浄土真宗最初門
」は,後小松天皇(在位「三八二三~一四一二)のご宸翰(しん
かん)で元祖法然上人が最初に浄土の教えの真実義を弘められた念仏発祥の

地との意を賜わったものである。尚、 東西本願寺,仏光寺などの宗派名を表わ
すものではありません。

 浄土宗大本山金戒光明

   
 納骨堂(旧経蔵) 鐘楼 

納骨堂(旧経蔵)

このお堂は、元は経蔵として元禄二年(一六八九)祢悦法師が寄進建立した。
中には中島重昌氏寄贈の黄
檗版一切経(二〇八七冊)が納められていたが、
東側
にある観音堂(収蔵庫)に移設保管している。

現在、法然上人八百年遠忌(二〇一一)記念事業の大修理によって、当山に
納骨されたお骨て造立した阿
陀如「骨佛」を本尊とし、当山有縁の納骨者の
霊を供養する「納骨堂」
となった。

尚、堂内には法然上人二十五霊場のお砂を集めた霊場めぐり(お砂踏み)
安置し、堂内を右廻りに一巡すると
二十五霊場を巡拝したのと同じ功徳を得る
ことが
できる。

   
  阿弥陀堂  
当山の諸堂の中では一番古いお堂で、慶長十年(一,六〇五)豊臣秀頼公が再建。本尊は、恵心

僧都源信の最終作と伝えられている阿弥陀様がお祀りされています。

本尊の名前由来は、恵心僧都源信が仏像彫刻に必要な「のみ」をお納めになって仏像彫刻を止

められたと言うので「のみおさめの如来」又は、「お止めの如來」とも言われています。 

   
2018-11-29撮影 
   
   
   
顕岑院(けんしんいん) 栄摂院