宮崎神宮地図

古くは、一般に「神武天皇社」とよばれたというが、明治六年に宮崎神社、
同十一年に宮崎宮と改め、同十八年、官幣大社に列し、大正二年に宮崎神宮と改称された。
なお宮崎の地名は「宮のあたり」「宮の所在地」の意味で、
神武天皇の宮居(みやい)のあったことからできたといわれる。
第一代神武天皇を祀る

 豊玉毘売命(とよたまひめのみこと)の子鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)は
玉依毘売命(たまよりひめ)と結ばれ、後の神武天皇である
神倭伊波毘古命(かむやまといわれひこ)を産む。

大和へ、神武東征⇒⇒⇒
 社伝によるとこの地は神武天皇の東征以前、都の置かれていた地といい、
神武天皇の皇子神八井耳命(かむやいみみ)の子建磐竜命(たけいわたつ)が、
筑紫の鎮守となられた折、神武天皇の都跡であるこの地に天皇を祀ったのが始まりという。
深い緑に包まれた白木造りの神殿が美しい。