江田神社地図
國生みの神話で知られる伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)・伊弉冉尊 (いざなみのみこと)を祀る。 |
本殿の裏手には、みそぎ池が佇む。 |
神殿 | 拝殿 |
「続日本後紀」の仁明天皇承和四年(837)八月の条にこの神社の名が出ており、その創建は相当旧いことがわかる。 日向國四座の内の一つに数えられた由緒ある古社で、明治六年に県社に列している。 |
天照大神ら三貴子が生まれた場所と伝わる みそぎ池⇒⇒⇒ | |
「みそぎ」の場所が、神主の祓詞(はらえことば)に残る「筑紫の日向の橘の小戸(おど)の阿波岐原(あはぎはら)」であると古事記は伝える。 伊弉冉尊が死に、これを嘆いた伊弉諾尊は、妻を黄泉の國まで追っていくが、そこで汚れを受け、あわてて逃げ帰る。 伊弉諾尊は、御身体を清めるため、ここで「みそぎ」をしたと伝えられる。 この池で伊弉諾尊が左の目を洗うと天照大神が、右の目を洗うと月読命が鼻を洗うと素戔嗚尊が生まれた。 みそぎ場所は、入江であること、そして入江には小戸(せまい水門のようなところ)に橘がなくてはならない。 水の中に身を入れて清める。神社の手水舎で手に水をかけ清めるるのは、みそぎを簡略したものと言える。 |
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御禊祓 祓へ給ひ清め給へと |
伊射奈岐神社 和田萃 | 日向神話関連図 |
本殿裏の松林を抜けると、市民の森に達し、みそぎ御池がある。 | 霊力のある神木といわれ、手で触ると霊験あらたかという。 |