念仏寺地図

 山の辺の道に沿う浄土宗の寺院で、大塚山宝生院念仏寺という。
創建年代は明らかでないが、行基の創建と伝えられ、
15世紀ごろまで存続していた中山寺の一坊であったとされる。
明応七年(1498)焼失し天文十九年(1550)に、十市城主・十市遠忠が再建した。
しかし、宝永六年(1629)に再び焼失し、同年に沢公上人が再建した。
 この寺はもと真言宗であったが、承応元年(1652)、直至上人(ちょくし)のときに浄土宗に改められた。
 本尊は90cmの阿弥陀如来像で、足首があらわになっている珍しい像。
庫裏からの眺望はよい。
「 寺の周囲に広がる墓地には、石塔が9400基あまりあり、すべて調査された。
墓地は17世紀から18世紀に建塔の盛期を迎えたようである。」
 「奈良盆地でも最大級の郷墓であることが確認された。
寺院周辺に点在する中山、成願寺、 萱生(かよう)、
新泉(にいずみ)、三昧田(さんまいでん)、兵庫、
佐保庄(さほんしょう)、竹之内、岸田の各集落の共同墓地である。」








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