六所神社(ろくじょ)地図

祭神
 伊邪那岐神 伊邪那美神 素戔嗚尊
 天照大神 月読神(命) 大己貴命

 律令時代の出雲国総社で、
古くは朝廷からのお参りがあり、
当時の絵図が伝わっている。
出雲国の国司が出雲国内の神々を招き奉り、
諸神事を執り行ってきた社。
國府總社の石碑
 大化の改新によって氏族政治が廃止され、
諸国には国庁が置かれ中央政府から派遣された国司(くにつかさ)によって、戸籍・班田徴税・国防その他
一般の政治が行われる様になったが、その頃から当社は出雲の総社となり、一層重きをなすようになった。
 総社とは、国内の総ての神社を代表する神社。
 当社は、意宇六者(熊野大社・真名井社・揖夜社・六所社・八重垣社神魂社) 火鑚り詞⇒⇒⇒
の一の宮であり、古くから六社さんとも称され祟敬されている。
 この意宇六社を巡拝する六社まいりと称する行事は、明治以前から続いている。
出雲国庁跡
 六所神社の境内を含む隣接地にあり、発掘調査の結果、その遺構が明らかになり、
条理制の遺構と共に国の史跡に指定され、八雲立つ風土記の丘の拠点となる。