安倍寺跡地図

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安倍文殊院 安倍寺跡
塔跡 回廊跡 金堂跡
 この地域一帯は、阿倍氏一族の本拠地であったといわれ、
氏寺である安倍寺(崇敬寺)の建立は山田寺の創建時代(641〜685)とほぼ同じ頃で
「東大寺要録」では阿倍倉梯麻呂の建立であると伝えている。
 ほぼ伽藍が整備されたのは阿倍朝臣御主人の時代だということもわかってきた。
 また、寺の範囲は約200m四方で、伽藍は南面し、東に金堂、西に塔を配し、北に講堂という法隆寺式、
あるいは川原寺式に近い。
 大化改新時に左大臣として活躍した安倍倉梯麻呂が創建した寺で、安倍文殊院の全身にあたる寺。