甲山 神祝寺(かんのうじ)

     
広目天  仁王門  増長天 
  神功皇后が武具を埋めた庫(くら)という意味でこの寺の山号を武庫山というべきだが、
甲山神呪寺という。仁王門には武庫山の額がかかっている。
仁王門には、向かって(右)増長天と(左)広目天が安置されている。
伽藍の守護神として金剛力士を安置するが、天台真言の寺院では二天を祀ることもある。  

鷲林寺と神呪寺・麁乱神(そらんじん)⇒⇒⇒
 
 鐘楼  大師堂
 甲山のお大師さんとして有名であり、58才の弘法大師の姿である弘法大師坐像(重文)
が安置されている。
 標高309メートルの甲山に通じる登山道。山頂に展開する360度のワイドな風景は十国展望台であり、夜景の素晴らしさは息をのむばかり、近年山頂で初日の出を楽しむ人が年毎に増えている。 本堂 
 一名融通観音(ゆうずうさん)といわれ、その彫刻の精功優美なため、河内観心寺大和室生寺の観音と共に日本三如意輪と称している如意輪観音坐像(重文)が安置されている。また、両脇には持国天多聞天が安置され、仁王門の増長天と広目天で四天王がそろう。
多宝塔 納骨堂 不動明王堂
 大日如来と共に、三十七回忌本尊金剛薩タ(額)が祀られている。  聖観音立像(重文)が安置されている。 不動明王坐像(重文)が安置されている。
   
  海抜200メートルであるが、眼下に大阪平野をみわたせる。
甲山は六甲山系の東端、阪神中央やや高い丘に位置し、中腹にここ神呪寺があり、
ここからの眺望は美しい。
   
  この見事な甲山の姿は、阪急電車苦楽園口駅傍夙川に掛る橋から眺めることができる。地図 
  左の写真は甲山の南側からの眺めに対して、こちらは北側からの眺め。 
   
 甲山が見える北山貯水池からの眺め。地図 
















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