茅原山 吉祥草寺地図

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山門
修験道の開祖・役行者(役小角)誕生の地。
観音堂 本堂 鐘楼 鎮守社
 この寺は、修行の開祖役行者神変大菩薩誕生の地で、舒明天皇の創建、役小角の開基。
当時は、東西4km、南北5kmの境内には、本寺、末寺49院を整え、茅原金剛寿院 吉祥寺草寺と
勅称され、歴代天皇の祈願所として隆盛を極めたが、670年・1349年の二度にわたり焼失した。
 現存の本堂は1396に再建されたものであり、本堂には、本尊 五大明王、観音堂には千手観音
祖師堂には、役行者自作の32歳像と行者の母君像が安置されている。
祭神
 伊邪那美命
 速玉男命
 大事忍男命
役行者腰掛け石 役行者産湯の井戸
 1300有余年前役行者は日頃金剛、葛城の峯々や
大峯山で捨身修行に励み、生地茅原の里に帰っては
この石に腰掛けて精神修行された。
 伝承では、役行者誕生のとき大峯八大童子の一神、
香精童子(こうしょう)が現れ、
「大峯の霊水を汲みて潅浴す。その水地にしたたりて井戸となる」
と伝えている。
 誕生の時の泣き声は「人々を救うために天から遣わされたてき
たのだ」と言っている様に聞こえたそうである。
「茅原のとんど」(国の選択無形民俗文化財)
 1月14日に行われる。大和地方に数多い「とんど祭り」
の中でも最大規模といわれている。