高千穂神社地図

本殿 重文
安永七年(1778)立替
九州南部を代表する大規模な五間社本殿建築で地方色も顕著に有している。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト・神代一代)以下18神を祀り、高千穂88社の総社。
神域は広く老樹の間に本殿・拝殿・神楽殿などが建ち並び、社歴にふさわしい落ち着いたたたずまいをみせている。
御祭神
神代一代 瓊瓊杵尊 木花開耶姫命
神代二代 彦火火出見尊 豊玉姫命
神代三代 鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズ尊) 玉依姫命
祭神三毛入野命
大正十四年秩父宮御成はじめ、多くの皇族が参っておられる。
神楽保存館
シーズン以外でも毎晩舞の一部を上演している。
高千穂神社夜神楽祭
 重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」は、昼夜を徹して舞わる。
起源は天岩戸開のうづめの命の舞や、天孫降臨神代三代の神々の事柄をとり、
今尚伝承されている。このような、神話に基づいたものや、
五穀豊穣を祈願するものなど、33番の舞で構成され、記紀の天の岩戸隠れの神話に
基づいた仮面の舞が中心となる。天の岩戸を開ける場面では、天鈿女命天手力男命
天照大神らが登場する。
 毎年11月から2月にかけて、各地区で行われる行事。
高千穂神楽・日向神楽などとも言う。

 神楽の語源は、「神座」(かむくら・かみくら)が 転じたものとされている。神座は神の
宿る場を指し、
招魂・鎮魂を行う場所を意味する。

神座に神々を降ろし、巫・巫女が穢れを祓 ったり、神懸かりとなって神の意志を伝え
たり、
神人一体の宴を催す場でもあった。

 そうした場で、催される歌や舞が神楽と呼ばれるようになったと考えられている。

 神話の伝承地には、神楽の盛んな地が多い。高千穂の夜神楽は、宮崎県西臼杵郡
高千穂町に伝わる民俗
芸能で、町内集落で五穀豊穣などを祈願する神事として行
れる。 アマテラスオオミカミが天岩戸地区にある岩窟天
戸に籠った時、アメノゥズメノミ
コトが調子おもしろく
舞ったことが始始まりという。

手水舎
第十一代垂仁天皇⇒⇒⇒
大和へ、神武東征⇒⇒⇒⇒⇒⇒

鎌倉時代に源頼朝の代表者・畠山重忠が植えたという。 ⇒⇒⇒
木立に囲まれ、神々の気配を感じる。
毎日朝の7時30分前から掃き清められる。前の日に、風が吹くと落ち葉が気になるとのこと。夜神楽のこと等、若くて綺麗な巫女さんが、我々年寄りに気安く話をしてくれました。