宅春日神社(やけかすがじんじゃ)地図
祭神 天児屋根命 比売神 |
河内の枚岡から春日の神、天児屋根命が御蓋山にお遷りになるとき、 高円山下のこの地でしばらくお休みになったとの信仰伝承を伝え継いでいる。 春日禰宜が代々祭典に奉仕し、氏子達が20年目ごとに造営を重ねて昔の伝統を守り継いでいる。 昭和60年の造営には、春日若宮本殿の半分の大きさに本殿を新造し、 末社山の神社を独立して祀っている。
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末社 山の神 祭神 大山祇神 |
宅春日
[大和志]に日く、大宅郷已に廃し、白毫寺村に存す。故に今宅春日といふ。社伝に日く、一社 は春日明神、一社は法明房忍覚をいはひし宮といふ。 〔春夜神記〕に日く、大明神平岡より此所へ影向ありて、其後本宮獄に移らせ給けるなり。 遷宮の後雷火落ちて社焼けぬ。故に焼春日ともいふ。 社記に日く、此社のまへなる田を杉町といふ。大明神杉の葉をまき給へば、 則 稲となれり。当時も御田植に、杉の代に此所より生いたる松の葉を取りて植うる例あり。 |