北山 本山寺地図

   
 本山寺は別名霊雲院ともいい毘沙門天を本尊としている。
役行者が葛城山で修行中この辺りに五色の彩雲がたなびくのを
見て
、この地にきて行をし、毘沙門天の像を刻み、堂をかまえた。
696年(持統天皇10年)の時でした。
 本堂内には聖観音立像(高さ60.4cm・平安時代・重文)、
毘沙門天像(像高152.0cm・平安時代・重文)、不動明王
宇賀神王などが安置されている。
 
 木造寄木造り、素地の毘沙門天立像。激しい表情のなかにも、
優美さが現れている。
頭部のほかは近世に補修されており、当寺の本尊。
 毘沙門天は北方の守護神で、多聞天ともいい、
財宝をつかさどる神としても信仰がある。 
天台宗 
宝亀年間(770頃)に開成皇子が創建された。 
 
     
 本堂 十三重の塔  鐘楼 
       

     
 勧進掛は当山を守護する天神地神を勧請祭祀する行事で、
毎年12月25日に奉修される。参詣道に面する老松樹の間に筋のしめ縄を掛け、
緒天善神の来光を乞う。
 往古より世人此のしめ縄12筋の最短を以て翌年度の社会情勢作物の
良作諸物価の高低を暗示するものとして参詣されるものである。
 現在の鳥居になるまで、
 勧請縄(かんじょう)→脇勧請→鳥居(神明鳥居、明神鳥居)
勧請縄→大神神社 本山寺
脇勧請→松尾大社 
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鳥居は女性の象徴か⇒⇒⇒