哲学の道地図

  「哲学の道」は、明治23年に建設された琵琶湖疏水の視線沿いにある若王子橋から銀閣寺までの1.8kmほどの道をいい、桜並木の遊歩道公園となっています。夏の夜には蛍が飛び交い、秋には紅葉が彩りを添えます。
 「哲学の道」は、日本哲学で世界的に有名な京都大学教授西田幾多郎(1870〜1945)が研究の思索の疲れを癒すために、毎日のように歩いたことで知られて7います。「人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾は行くなり」と、その心境を詠んだ歌碑が近くにあります。
 名前の由来の詳細は明らかではありませんが、京都大学教授でのちに大阪経済大学初代学長を務めた黒正巌(こくしょういわお・1895〜1949)が、ドイツに留学した時、ハイデンベルグにあった「哲学の道フィロゾーフェン・ウェヒ」を思い出し、昭和の初めころ名付けたと言われています。
 黒正巌は、百姓一揆の研究で有名な経済史学者であり、道理は天地を貫くの言葉を残しました。
 当時は哲学の小径と呼ばれていたらしく近くに住む知識人・文人や住民たちの憩いの散歩道となっていました。
 昭和45年に京都市が遊歩道公園として整備し、観光客でにぎわうようになり、「哲学の道」という呼び方が定着するようになりました。日本の道百選にも「哲学の道」として登録されています。  
 明治23年、東山山麓に完成された琵琶湖疎水に続く、分線沿いの桜並木約1.8kmの散策路、これが哲学の道。
 近隣には、銀閣寺をはじめ法然院・若皇子神社・永観堂・南禅寺など、著名な社寺がある。・法然⇒
近くの社寺
銀閣寺 法然院 若王子 永観堂 安楽寺 南禅寺
           
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