高天彦神社(地図

 

 御祭神「高御産巣日神」は最初に高天原に現れた神の一神で、天孫瓊瓊杵尊降臨を命じた神とされている。 拝殿の
背後に聳える 「白雲嶺」 をご神体としている。

 葛城の道(葛城古道)は、古代豪族、葛城氏が本拠とした葛城山金剛山の山裾に点在する社寺や街道を結ぶ道である。
 神々の住む天上界高天原の舞台に最初に現れた3柱のうち高御産巣日神をまつる。 
 「延喜式」で最高の神格に位される社。葛城氏の神が祀られる。また、このあたりは高天原があったと伝えられ、神がここ
から降臨したといわれる。

 社殿へ向かう参道は幅もせまく杉並木の木立は背が高い。御神体の白雲峯は社殿の後ろにそびえる円錐形の山。

 樹齢数百年の杉並木の参道の奥にひっそりとたたずみ、伝説の地にふさわしい風情を漂わせている。

 金剛山中腹にある高天彦神社から登山道が伸びている。かっての郵便局員が行き来したことから郵便道とも呼ばれている。



高天原伝承地地図

 
 古代豪族「鴨族」の守護神である阿遅志貴高日子根命(迦毛大御神)を祀る日本最古の社の

一つで、京都の賀茂神社をはじめ、全国の鴨 (加茂、 賀茂) 社の総本宮であると云われ、

本殿は国の重要文化財に指定されています。 「カモ」は「神」の語源であるといわれ、 「カモす」

という言葉から派生し、 エネルギー (気) を多く放出している様を表しています。 毎年4月

下旬から5月上旬にかけて、「日本さくら草」が境内に展示されています。

高天原は『古事記』に登場する神々が住む天上の世界のことで、どこを指すのかは古くか

ら諸説あり、日本だけでなく国外という説もある。金剛山の山裾に広がり、高天彦神社

建つこの台地もその候補地のひとつである。













































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