多賀大社地図
「お伊勢参らばお多賀へ参れ。お伊勢、お多賀の子でござる」 という里謡がある通り、多賀大社のご祭神は伊勢神宮の ご祭神天照大神の親にあたる伊邪那岐命・伊邪那美命の 二柱の神であるからである。 伊邪那岐命・伊邪那美命の両神は、天照大神をはじめ八百万の神 々などを産んだ。その後、伊邪那岐命は琵琶湖を西に望む杉坂山 に降臨し、多賀の霊地に鎮座した。 伊邪那岐神・伊邪那美神⇒⇒⇒ |
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古事記(真福寺本)には、伊邪那岐命は淡海の多賀に鎮座されたという 記事があるが、伊勢本系の古事記は淡路島(兵庫県淡路市多賀)に 鎮座したことになっている。
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元正天皇や重源、政所の延命祈願、信玄の厄払祈願などが 社伝が伝えられている。多賀大社 延命の神⇒⇒⇒ 室町時代以来の全国各地の多賀講は有名。 |
延喜内式社 旧官幣大社 御祭神 伊邪那岐命 伊邪那美命 古例大祭 4月22日 秋季古例祭 9月9日 |
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そり橋 太閤秀吉が当社に寄せた信仰から「太閤橋」とも呼んでいるが、実際は「太鼓橋」である。 秀吉の寄進を受けて奥書院・蔵とともに築造された。 築造は、江戸初期寛永15年(1638)に徳川幕府の助成もあって、大僧正慈性によって本殿以下緒堂社が行なわれた。 このそり橋もこの時に造営された。 そり橋は神橋であって、例祭にはお神輿が渡られる。 |
多賀大社駅前に建つ昭和の一の鳥居、多賀大社扁額 | しゃもじ形の絵馬 お多賀杓子(おたがじゃくし) |
神馬舎 | |
人気のお守りは延命長寿「お多賀杓子」。8世紀の初め、元正天皇が病にかかった際にシデの木で杓子を作り 、強飯を乗せて祈願したところ病が治った。という故事による。 |
寿命石 平安の昔、東大寺の再建 を命ぜられた俊乗坊重源 は当社に参詣、二十年の 寿命を授かりました。寿 命石はその由緒を伝える 石として延命を祈る人が 絶えません。 |
境内摂末社 15社 | ||
日向神社 (式内社) |
瓊瓊杵尊 | 結婚成就 |
子安神社 | 木花之佐久夜毘売命 | 安産 |
神明両宮 | 天照大神 豊受大神 |
国運繁盛 |
夷神社 | 商売取引円満 | |
天満神社 | 菅原道真 | 試験合格 |
秋葉神社 | 火伏せ | |
愛宕神社 | 伊邪那美神 火産霊神 |
防火 |
竈神社 | 家内安全 | |
年神神社 | 五穀豊穣 | |
熊野新宮 | 子授け | |
天神神社 | 殖産興業 | |
熊野神社 | 厄除 | |
聖神社 | 緒病平癒 | |
三宮神社 | 建築土木 | |
金咲稲荷神社 | 商売繁盛 |
絵馬通り | 「かぎ楼」 元禄2年 (1689)創業の3階 建ての料理料理旅館。 |
絵馬通りにあるお店。 | ||
お土産の代表は糸を使って餅を切る糸切餅。米粉を原料とし、昔からの製法で作られる。 赤と緑の縞模様は、元寇の役の勝利品として奉納した船印に由来する。 |