国宝・石清水八幡宮
上院 地図
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| 南総門 | 参道・灯籠 |
| 祭神 本殿中央 応神天皇 西 比咩大神（または比売大神） 東 神功皇后 総称して八幡三所大神（八幡大神）と称し、人々には「やわたのはちまんさん」の名で親しまれている。 |
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| 石清水八幡宮は、伊勢神宮と賀茂神社（上賀茂・下鴨）、或いは春日大社とともに日本三社の一つとされる。 また、宇佐神宮（大分県）、筥崎宮（はこざきぐう・福岡県）或いは鎌倉の鶴岡八幡宮とともに、日本三大八幡宮の一つとされる。 さらに当宮で行われる石清水祭は、葵祭・春日祭とともに日本三大勅祭（ちょくさい）の一つとされる。 平安時代の初めごろ、八幡宮の総本社である宇佐神宮から祭神の分霊を京都盆地の南西の男山の山上に遷して祭ったものという。 |
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| 平安時代都の裏鬼門にあたるところから、男山に神社が創建された。都の鬼門を守る比叡山延暦寺とともに国家鎮護の社として 崇められたてきた。 |
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| 八幡神社 大安寺⇒ |
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| 御神矢（ごしんや） |
| 本宮は、貞観元年（８５９）奈良・大安寺の僧、行数和尚が宇佐八幡宮に参籠もりをして神告を受け、 奏請して建立したという。 歴代の天皇・上皇の参拝は約２６０回。皇室の宗廟である。源氏の氏神で、織田信長、豊臣秀頼、 徳川家康も参拝したという。 本殿（国宝）には、左甚五郎作の彫刻「目貫（めぬき）の猿」がある。 御神矢は厄除け・勝ち運のシンボルである。鎌倉時代、ここから九州まで飛んだ矢が神風を起こし、 元寇を打ち払ったと伝えられる。 本殿から幣殿、舞殿、桜門と続きその周囲を約１８０ｍにおよぶ回廊が囲む。 建物にはすべて丹漆塗りが施され随所に当時の名工の彫刻が刻まれている。 |
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平成二十八年二月九日、石清水八幡宮本社十棟 附棟札三枚が、国宝に指定されました。 石清水八幡宮は、貞観二(八六○) 年 の創建以来、公家や武家をはじめとして、広く崇敬を集めま 創建後はたびたび社殿を焼失等するものの、その都度復興し、近世初頭には、天正八(一五八〇) 現在 の本社社殿群は、寛永十一(一六三四) 年に江戸幕府により造替されたものです。 本殿 は、桁行十一間の内殿と外殿を前後に並べて複合させた，壮大な規模をもつ八幡造本殿で、 本社社殿群は、長大な八幡造本殿と、幣殿及び舞殿等を瑞籬や廻廊で囲み、緊密に一体化した 平成二十七年十月十六日の文化審議会に? いて審議され、石清水八幡宮本社 の国宝 の指定 |
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| 平安時代初期、男山に創建された石清水八幡宮を中心に開けた八幡市。 木津・宇治・桂、の三川の合流を挟んで天王山と対峙する位置にある。 戦国から江戸時代以降は、京都と難波を結ぶ交通の要地として栄えたところでもある。 広大かつ整然とした町には情緒を今に伝える松花堂や安居橋（あんこばし）などが残る。 |
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| 源氏物語 筑紫の男から逃れて京に着いた玉鬘一行が、初に向かったのは京に近い石清水八幡宮だった。 筑紫にいたときに信仰していた松浦神社（まつら）や箱崎神社と同じ八幡宮であるため、 無事に上京できたお礼参りである。 |
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| 東大寺の境内には、手向山（たむけやま）八幡宮が鎮守として九州の宇佐八幡宮から迎えられた。 八幡さんは、その後、都が移動するたびにその地に造られていく。京都に平安京が造営されると、 その鎮守として石清水八幡宮が造られる。源頼朝が鎌倉幕府を開くと、鶴岡八幡宮が造られる。 八幡さんは、お宮さんに祭られる神様だった。 |
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| 国宝の本殿は、檜皮葺きの外殿（げでん）と内殿が前後に並ぶ八幡造り。瓦葺きの回廊がそれを 取り囲む。ふたつの屋根は軽やかさと重厚感をにじませ、武神・軍神である八幡神らしい威容 を保つ。 創建は貞観２年（８６０）。焼失と再建が繰り返され、今の社殿整えたのは寛永１１年（１６３４）、 武家の棟梁たる征夷代将軍、徳川家光だった。 織田信長が奉納した金銅製の黄金の雨樋、左甚五郎が彫ったためか、彫刻から抜け出したという 目貫の猿もここにある。 |
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| 昭和の作庭家、重森三玲作の書院石庭は大海を表すとされる。 |
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由緒 行教和尚（ぎょうきょうわじょう）は豊前國(現・大分県)宇佐八幡宮 の乱の折には、朝廷よりご請願があり八幡大神の御神威をも って速やかに平定されて以来、国家鎮護の宮として皇室の御 崇敬は益々厚いものとなり、天皇の行幸や上皇の御幸は円融天皇 御神徳 創建以来、都の裏鬼門(西南の方角)を守護する王城鎮護の神、 「世は変われども神は変わらず」八幡大神の御神徳はまさに広大 《公開文化財》 御本社(国宝） 現在の社殿は織田信長公による天正八年(一五八〇) の修 造及び豊臣秀頼公による慶長十一年(一六〇六)の造営を経 て、江戸時代初めの寛永十一年(一六三四)徳川三代将軍 家光公の造営により完成したもので、国宝に指定されている。 の猿」(彫刻)などの名物を見ることができる。 書院石庭（重森三玲作) 数多くの名庭を手がけた昭和を代表する作庭家。重森三玲 により昭和二十七年に作られた石庭。南北約八m、東西約六 mの方形のなかに白砂が敷き詰められており、八幡大神様の 「海神」としての神格に因んだ海洋を表している。白砂の上 にはもともと男山に散在していた石十四個を大海原に浮かぶ 島に見立てて配し、三尊石を組んだものもある。十五個目の 石として、石庭の東南の角には「永仁三(一二一九五)年未乙 三月」の刻銘が入った鎌倉期の石灯籠が配置されており、当 宮にある四五〇基ほどの石灯籠のなかで唯一、国の重要文化 財に指定されている。 |
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| 善法律寺 | 石清水八幡宮追加 |
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| 八幡市の歴史⇒ |
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| 石清水八幡宮
貞観元年(859) の創建で応神天皇,神功皇后,比咩大神を祀る。 承平・天慶の乱や元寇等の際には、 国家の危急を救う神として朝野の崇敬をうけた。 その分社は全国に及ぶ。 さらには、 神仏混淆の地として、 宿坊が山上に軒を並べ、 毎年9月15日未明には、日本三動祭のひとつ石清水祭が行われる。 |
| 鎌倉時代の随筆「徒然草」に、石清水八幡 管の参拝に出かけた京の老僧の話がある。た だ、老僧は、 男山のふもとの寺社が八幡宮だ と思い込み 山を登らずに帰ってしまった。 吉田兼好は 「少しのことにも案内人がほしい ものだ」(現代語訳) とつづった。 老僧が訪ね損ねた八幡宮は、ふもとから参 道を約20分歩いた山上にある。 参道ケーブル なら山上の駅まで3分だ。 南総門をくぐる と、正面に楼門が見える。 廻廊に囲ま れ、奥に本殿がある。 凜としたたたずまい が、重厚な歴史を今に伝える。 焼失と再建を 繰り返し、現在の社殿は徳川家光が造営した。 創建は860年。 社伝によると、 前年に宇佐 八幡宮 (大分県)の祭神・八幡大神が、 都に 近い男山に移って国家を鎮護するとの託宣を 下したという。 男山は都の南西、 「裏鬼門」 の方角にある。朝廷は伊勢神宮 (三重県)に 次ぐ 「第二の宗廟」 と位置づけた。 武神として武士からの信仰を集めた。 元寇 の際には、 八幡宮から放たれた神矢が敵を退 散させたという故事もある。 |
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石清水八幡宮五輪塔 (航海記念塔) 高さ約六 m、地輪(球形の石材の下の方形の部分) 一辺二．四m、全国最大規模の鎌倉時代の五輪石塔で、 国の重要文化財に指定されている。 石塔の各部分は、下ガら地. 水.火.風,空の五大 要素を表している。地輪は、数個の石を方形に組み、 水輪は背が低く安定感のある球形をしており、火輪の 笠石は軒が厚く、形のよい反りをしている。 摂津尼崎の商人が中国宋との貿易の帰途、石清水八 幡宮に祈つて海難を逃れ、その恩に報いるため建立さ れたと伝えられる。航海の安全を祈つて参詣され、航 海記念塔とも称されている。 この大石塔を築く際、石を引くのに火花が出て綱が 焼き切れてしまったので、竹で作った綱で引いたとい う話もある。 また、忌明塔ともいわれ、亡き父母の忌明けの日に 参り、喪の汚れを清めたという。 そのほか、鎌倉時代の武士の霊を慰めるために建立 された武者塚であるとか、石清水八幡宮を勧請した行 教律師の墓であるなど、刻銘がなく、造立の起源が不 明であるためか、この大石塔にまつわる伝説は様々で ある。 一九九二年三月 八幡市教育委員会 |
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エジソン記念碑 この記念碑は、アメリカの偉大な発明家であるトーマス・ アルバ･エジソン(一八四七～一九三一年)が発明した 白熱電球誕生のゆかりの地に、エジソンとその業績を 記念するため建てられました。 一八七八年、エジソンは白熱電球の実用化に取り組んで いましたが、点灯時間はまだ短く、長時間輝き続ける フィラメントを探し出すことが必要でした。 エジソンは 金属から綿糸、さらにはあごひげまで、何千もの素材を 試し、竹が最適であることを発見しました。 これを受けて 助手たちは、京都を含め世界中を調査して竹の標本を 集め、そのなかから一〇〇〇時間以上燃焼する耐久性 に優れたフィラメントが生まれ、白熱電球の実用化に 至りました。そのときエジソンがフィラメントとして 使用したのは、石清水八幡宮近くの真竹だったといわれ ています。 八幡の竹は江戸時代には刀剣の留め具である 「目釘竹」の名品として徳川将軍家に献上されており、 強くて質が高いことで有名でした。 最初のエジソン記念碑は、一九三四年に石清水八幡宮 境内に建立されましたが、一九五八年に現在の場所に 移転され、一九八四年にはデザインを一新し再建され ました。 |
| 比咩大神（または比売大神）というのは特定の神の名前ではなく、主祭神の妻や娘、或いは関係の深い女神を指すのであるが、 石清水八幡宮うあ宇佐神宮では宗像三女神（むなかたさんじょじん・多紀理毘売、市寸島姫、多岐都比売）のことであるとしている。 しかし、その正体については卑弥呼をはじめとして諸説があり、はっきりしていない。 |
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