竜田川地図

三室山地図

 嵐吹く三室の山のもみじ葉は
  竜田の川の錦なりけり 能因法師
 
 千早ふる神代も聞かず竜田川
  からくれなゐに水くゝるとは 在原業平 

 百人一首⇒⇒⇒
 人物 在原業平⇒⇒⇒
竜田川にかかる堂山橋 三室山 五輪塔
 三室山は、竜田川と大和川との合流に近い竜田川右岸にある小高い丘で、標高約82m。
奈良県立竜田公園の一部に含まれ、桜の名所と知られている。
 古く「みむろ」「神南備(かんなび)」は、神のおられる場所とされている。
 また、竜田川は古くから紅葉の名所として知られ、在原業平(ありわらのなりひら)や
能因法師(のういんほうし)などの歌人に多く詠まれている。
 山頂の五輪塔は、平安時代中期の歌人・能因法師(988〜1052)の供養塔と伝えられている。
この五輪塔は、公園整備をする際に移転された。
 いい伝えによれば能因法師は、下方の神南備集落の三室堂に住んでいたといわれ、
三室山へはしばしば遊びに来ていたという。
 竜田川の紅葉は崇神天皇が竜田明神に行幸され、五穀豊穣を祈られ、
上流より流れてきた八葉の楓葉を竜田の神に献上された。
 後文武天皇が行幸のとき、紅葉を見て大変感動されたという。以来、竜田川は紅葉の名所として、
天下に知られ紅葉といえば竜田川とまで連想されるようになった。
 持統天皇・文武天皇・平城天皇はじめ、平安時代の歌人によって紅葉を読みもてはやされた。