竹林寺地図

 竹林寺には行基の墓がある。 
本堂は1998年に落慶した。
 本尊は極彩色の文殊菩薩。 
 行基は文殊の生まれ変わりと称されたという。
 加倉時代の1235年、行基の墓が発掘され、彼の事績を記した文章が刻まれた銅製の筒や、骨を納めた容器が出土した。
それ以後、竹林寺には行基の事績を慕って集まった僧らの修行の場となった。その一人がやはり民衆の救済事業を進めた忍性(にんしょう・1217〜1303)である。
 3ヵ所に分骨された彼の墓の一つは竹林寺の境内に建てられている。
 明治維新後、廃仏毀釈によって竹林寺は荒廃した。安置されていた本尊や鎌倉時代の行基菩薩坐像は本山の唐招提寺に移された。
 1921年に行基の墓が国の史跡となった。1998年に本堂と庫裏の建設が実現した。重文になっている行基菩薩坐像の精巧な模造が作られ、本尊の隣に安置された。
 裏山には修験道ゆかりの役行者像や八大竜王像が並ぶ。