飛鳥資料館地図

石人像(レプリカ・本物は館内)
 明治三年(1903)に石神遺跡から出土したもので、盃をもって口許に運ぶ男性の背後から女性が抱きついている様を飛鳥石に彫りだしたもの。
高さ1.5m風貌は異国風。内部は中空になっていて、男性の口許の盃と女性の口から、水が噴出す仕組みとなっている。
地元では道祖神(どうそじん)の名でしたしまれている。
 道祖神というのは「くさどのかみ」「たむけのかみ」ともいい道路の傍に祀られていて悪霊を防ぎ、行人を守護する神として信仰されているものである。
 道祖神像の抱擁する人物はイラン系の顔つきをしており、噴水文化のふるさとの人を彫刻している。
 飛鳥の都は水の都と称されるほど水を使った施設が多く造られた。
石神遺跡では須弥山石や石人像の噴水施設、水落遺跡の漏刻、酒船石遺跡では亀形石槽を中心とした導水施設などがある。
須弥山石(レプリカ・本物は館内・重文・7世紀) 岡の酒船石(レプリカ)
 明治三五年(1902)石神遺跡から掘り出された。 表面に山並みや水波らしき文様を彫り表している、花崗岩製の石造物。
 高さは2.3mで、仏教世界の中心に浮かぶ名山で、海中で聳えたつ仏教世界の中心の須弥山(しゅみせん)をかたどったものが浮き彫りされている。
 斎明朝では、須弥山像の前で蝦夷や隼人らの饗宴、群臣らの誓約が実施された。神仏習合を導く大がかりな装置ともいわれる。
 須弥山とは、仏教の宇宙観において、世界の中央に聳えるという山。
 現在は3段の石であるが、もとは中段と下段の間にもう1段の石があったとおもわれる。
さらに台石があったようで、4段以上の石造物だった。内部は刳りぬいて中空とし、表面まで達する細い穴を穿つ。
台石部分から上昇してきた水が、下段の石の内部に貯えられ、穿かれた数箇所の穴から勢いよく噴出す。
上段の石の内部まで水位が上がると、各段の石の間からも水が滲み出て、高山に雨が降り注ぐ様になった。
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